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Step 1 レイヤースタイルのScript-fuの入手と保存。
1/GIMP Plugin Registryには、世界中のGIMPユーザの豊富なプラグインが提供されています。そこから、Layer Effectプラグインをダウンロードし、保存します。このプラグインは、Photoshop 7 時点のレイヤースタイルを網羅しています。
ダウンロード サイト: http://registry.gimp.org/node/186
上記サイトにアクセス。スクロールダウンし、左図-上の画像部分を見つけ、layerfx.scm をダウンロードします。
保存先は、GIMPのメニューから、編集>環境設定で、ダイアログを開き、左側のペインで、フォルダ>スクリプト と進みます。右側にスクリプトの読み込み元が表示されます。そこに、保存します。
2/ GIMPを起動すれば、保存したスクリプトは GIMPで有効になります。GIMPを既に起動している場合は、メニュー>フィルタ>Script-fu>スクリプトを再読み込み を実行します。この操作で左図-下の画像のように Script-fu のメニューが追加されるはずです。追加されない場合は、GIMPを再起動します。
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Step 2 文字の加工を始めます。
1/ まず、新規画像を作成します。
ファイル>新規画像の作成
2/ 適当な文字を入力します。肉太のフォントを使用するのがコツです。作例は以下です:
フォント=Zinco- BlackCondensed Thin(フリー)
描画色=黒
サイズ=190px
3/ 色域選択ツールで文字部分をクリックし、選択範囲を作成します。
4/ 選択範囲を、チャンネル名:Half-Tone でチャンネルに保存します。
選択>チャンネルに保存
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Step 3
チャンネルを操作します。
1/ Half-Tone チャンネルの目のアイコン部分をクリックし、表示状態にします。
2/ レイヤータブに戻り、テキストレイヤーの目のアイコンをクリックし非表示にします。
3/ 再び、チャンネルタブに移り、Half-Toneチャンネルにガウシアンぼかしを適用します。
フィルタ>ぼかし>ガウシアンぼかし
設定:ぼかし半径=200px
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Step 4 新聞印刷フィルタは、ぼかした部分を必要とします。そのために、ガウシアンぼかしの、ぼかし半径を大きくとってあります。
1/ Half-Toneチャンネルに対して、新聞印刷フィルタを適用します。
フィルタ>変形>新聞印刷
設定はDefaultのまま。
[NOTE] このフィルタは、Photoshopのカラーハーフトーンに相当します。
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Step 5 フィルター適用後の選択範囲の作成を行います。
1/ レイヤータブに移動し、新規レイヤーを背景透明で作成します。
レイヤー名=Newspaper
2/ 再び、Half-Toneチャンネルに移り、チャンネルから選択範囲を作成します。
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Step 6 選択範囲を着色します。
1/ Half-Toneチャンネルの目のアイコンをクリックし、非表示にします。次に、レイヤータブに移動し、Newspaperレイヤーを選択します。
2/ 任意の色を設定し、選択範囲を塗りつぶします。
編集>描画色で塗りつぶす
3/ 選択範囲を解除します。
選択>選択を解除
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Step 7 最後に、ダウンロードしたScript-fuを実行して3D化します。
1/ Newspaperレイヤーに対して、Inner-Shadowを適用します。
Script-fu>Inner Shadow
設定:Default
[NOTE] Inner-Shadowレイヤーが強すぎる場合は、レイヤーの不透明度を下げて調整します。
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